女教師 犯す 新書カバー

 サラブレッド・ブックスとして
二見書房から刊行された新書本のカバーです
 サラブレッド・ブックスというのは「刑事コロンボ」のノベライズ本なども出していた同社のヒットブランドらしいです。
 奥付を見ますと昭和56年6月20日に発行された2版目となっていて、初版が
56年4月25日ですから、そこそこ短いスパンでの重版、ヒット本と言えるのではないでしょうか。



 カバーイラストは画家の福田典高氏によるもので、何処かへと拉致され、拘束され、凌辱されかかっているらしい女体を描いています。
 端的に濡れ場を絵にするのでなく、見る者の想像力に訴える実に扇情的な仕上がりで、購買者への大きなアピールになったと思いますが、このカバーの本を書店のレジへ持って行くのはかなり勇気が要るような気も・・・・


 面白いのはソデに書かれた推薦文で、薦者の「式 貴士」という人は、蘭光生氏がSFを書くときの筆名なのです。
 つまり自身の本を「麻薬の魅力を持つ」などとアゲまくっているわけですが、それだけ氏が、この短編集を会心の出来と自負していたことの証左なのかもしれません。

ギャラリーTOP