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大地震発生直後の、永遠にこの混乱が続くのではないかとすら思われた惨状は、しかし一週間を過ぎた辺りから、急速に復興への動きを見せ始めた。 寸断されていた交通網が修復されるのに伴い、全国各地から救援部隊やボランティアが続々と駆け付け、避難民の救護、インフラの回復に力を注いだのである。 半月もしないうちに送電や水道給水も再開され始め、元通りとはとても言えないまでも、人々の生活に最低限の安心感が戻ってきた。 (人間というのは、なかなかどうして、どんな大災害でも滅んだりしそうにないな。つくづくしぶとい生き物だ・・・・) 秀夫も自分のことは棚に上げて、妙な感心をしてしまったものである。 少しずつでも日常が戻ってくるということは、秀夫が我が物顔に徘徊していた地獄も終了を迎えるということである。 それに伴って、苦労して造り上げた自分のミニ王国も、まるで夢のように蒸発し、瓦解してしまうのではないか?・・・・ 秀夫はそんな不安を覚えたが、幸いにと言うべきか、身辺には何の変化も起こらなかった。 彼の悪事が露見をすることは無く、3人の女奴隷たちとの生活は、社会と完全に切り離されたまま、変わることなく続けられたのである。 外出先で震災に巻き込まれたのだろうか、マンションには住人の半数以上が戻らず、エントランスも通路も、常に閑散としていた。 またさすがは高級マンションだけあって、各部屋は防音が徹底されており、よほどの騒音でもなければ、他の世帯の生活音は聞こえない。 囚われの女たちにはのべつに猿轡がかまされていたし、仮にスキを見て大声で助けを求めたとしても、それが住民たちに届くことはまず無かっただろう。 そもそも秀夫の暴虐に散々射すくめられ、怯えきっていた女たちには、反乱や脱出を企てようとする気力は残っていなかった。 3週間、そして1ヶ月と時が過ぎても、3人の美しい囚人は、悪魔のようなルーラー(専制支配者)の思うがままに、その豊かな肉体を貪られ、汚れた奉仕を強いられ、絶望を味合わされ続けていたのだ。 薄暗いリビングルーム内で、今まさに行われている儀式めいた淫ら事は、秀夫と奴隷たちにとって、日々繰り返されている新たな日常と言っても良かった。 「んッ・・・んッ・・・・」 男の逞しいシンボルに、最前から懸命に舌を這わせ、吸い、咥え込みと、浅ましい作業をし続けている女は、高川みゆきという名の人妻だ。 二十五歳の彼女は、ほっそりとした儚げな面立ちが、まるで少女のように清楚な印象を与える。 重たく吊り下がった乳房や、腰回りの肉の豊かさは、やはり成熟しつつある大人の女性を感じさせるが、まだ新婚一年にも満たなかった彼女の貞操観念は強固で、暴漢に操を汚され続ける生活の辛さは並大抵でなかった。 「よし、交代」 ソファに坐った秀夫が、右手の鎖を別のもう一本に持ち替えて引っ張ると、今度は3人の真ん中に座っていた女がヒザ立ちで前へ出る。 「んん・・・・」 みゆきと入れ替わりに、男のペニスへ口淫を始めたのは、上条紀子という二十二歳の女性だった。 その美貌は際立っていて、親しみやすい、世俗的な美女であるみゆきとは対称的に、どこか貴族的な上品さを放っている。 姿態も十分すぎるほどにグラマーだが、全身の素晴らしい均整はまさに圧巻だ。まるで女体の美しさを凝集したような、完全無欠の裸身であった。 すぐに女優にでもなれそうな紀子だが、実家で花嫁修業をしていたというのは、やはり育ちの良さからくる古風な性格、奥ゆかしさのためだったのだろう。 それだけに、このハーレムに囚われたことの絶望はことさらだった。 清らかなまま、相応しい相手に縁付けられるはずだった肉体は、しかし秀夫によって無残に踏み荒らされ、性奴隷としての刻印が日々刻まれてゆくのだ。 平穏で希望に満ちていたかつての日常が、このような無間地獄に取って代わられるなど、この部屋にさらわれてくるまでの紀子は、全く想像もしたことが無かった。 「では次だ・・・」 秀夫が言って、再び鎖を持ち替える。 右端に座った3人目の女は、首輪をはめられた頭を弱々しく振り、ヒザを床に突っ張って、引かれる鎖に僅かに抵抗するような素振りを見せた。 しかし不自由な後ろ手にされた身体で、それも女の力では、秀夫の腕力にかなうはずもない。 上体を折った姿勢でたちまち前へ引きずり出され、その顔を男の股間へ押さえ付けられてしまった。 未だ気を遣っていない秀夫の肉塊は、太く、硬く充血した状態のままでそそり立っている。 そこへ押し付けられた頬を苦しげに歪め、女は 「イヤぁ・・・・」 と惨めな泣き声を上げた。 みゆきや紀子が、悄然としながらも男に従っていたのに対し、3人目の女が、無駄と分かりながら抵抗の意思を示したのは、その年若さゆえに無理もないことと言えた。 彼女の名は三枝みわ。十六歳になったばかりの、愛くるしい女子高校生であった。 3人姉妹の末っ子で、家族中から溺愛されて育ったみわは、同年代の少女たちと比べても、精神的に一際幼く、純心だった。両親を未だにパパ、ママと呼んで甘えてしまう、まだまだ子供なのだ。 もちろん年相応の性知識は持っていたが、セックスに関しては「大人のするイヤらしいこと」という、嫌悪を伴う認識しか無かった。 それが突然、見も知らぬ男に処女を奪われ、虜囚として幽閉される災難に見舞われたのだから、運命だと大人しく受け入れられるはずもない。 秀夫から連日求められ続ける交合で、さすがに初歩的な官能には目覚めつつあったが、セックスにはいつまでも慣れず、従順さも一向に芽生えなかったのである。 「逆らったら痛い目を見るってのが、まだ分からないのかな? またそのデッカいオッパイをイジメちまうぞ」 そう言いながら、秀夫がみわの胸元へ手を伸ばし、その乳首をつまんで力を込めると、 「あッ、許してッ!・・・」 みわは痛みへの恐怖でたちまち竦んでしまい、嗚咽を漏らしながら、男の持ち物に哀しい奉仕を始めるのだった。 この一ヶ月間、散々脅されて教え込まれた、拙い舌技を必死に駆使しようとしながら・・・・ 「うーん、少しは上手くなったな。もういいぞ、みわ」 ひとしきり少女の口を汚し終えて満足したらしい秀夫は、それでも結局射精には至らないまま、鎖を持ってソファから立ち上がった。 「それじゃあ本番を始めようか。今日はフェラチオの一番ヘタクソだったヤツにしようかな?・・・」 そう言ってニヤニヤ笑いながら、3人の奴隷女を眺め回す。 つまり順繰りの口淫奉仕は、秀夫のポテンツを高め、性交の相手を選ぶための事前準備だったらしい。 男が両手の鎖を、ジャラジャラとおみくじを選ぶように持ち替えると、女たちは一様に不安を煽られ、目が恐怖に見開かれてゆくのだった。 やがて一本の鎖が強く引かれ、女のうちの1人が、秀夫の腕の中へ引きずり上げられる。 「イヤーっ!」 金切り声を上げて身をもがくのは、つい今まで口での行為を強いられていた少女であった。 「今日の夜伽はお前だ、みわ。しっかり務めるんだぞ」 気取って昔の殿様のような言葉を使う秀夫に、みわは涙に濡れた顔を震わせて、 「そんな・・・上手くなったって言ってくれたじゃないですか・・・・」 「そりゃあ、以前よりはな。だけど他のお姉様たちに比べたらまだまだだ。第一、心がこもっていない。イヤイヤやっているようじゃダメだって事を、今日もタップリ教えてやるからな」 男が引導を渡すように言うと、少女の泣き声と身悶えはますます激しさを増した。 「ヤダっ!許して下さいッ! お願い・・・お願いですから・・・・」 みわが立ち上がった姿勢になってハッキリ分かることは、もがく胸元でブルンブルンと揺れ動くバストの、十六歳とは思えない、圧倒的なボリュームであった。 人妻のみゆきも、見事に張り出した乳房を備えているが、みわの胸はそれ以上の大きさだ。しかも若さ故の張りがあり、固く上を向いた格好のまま崩れのないことが素晴らしかった。 あまりのグラマラスさに、秀夫はみわを誘拐する際、十八、九歳くらいだろうと見当を付け、あとで本当の年齢を知って驚いたほどなのだ。 しかし当のみわにとって、その豊かなプロポーションは、自慢と言うよりも大きなコンプレックスでしかなかった。 飛び抜けた発育の良さをクラスメートにからかわれると、それが何か罪深い、恥ずかしいことのように感じられ、涙ぐんでしまうことさえあったのだ。 そんな純情に過ぎる少女を、秀夫はソファの上へ乱暴に突き倒し、側面にあるロールバーに、鎖のフックをガチャリと繋いでしまった。 このバーは秀夫が独自に取り付けたもので、ソファだけでなく、室内や通路のいたるところにしつらえてある。言うまでもなく、女たちを任意の場所へ拘束するためのものなのだ。 みゆきと紀子の鎖も壁のバーに繋いで、その自由を奪ってしまうと、秀夫はみわの裸身にのしかかりながら、 「お前たちはそこで待っているんだ、白黒ショーを見せてやるんだからな。せいぜい興奮して濡らしておくんだぞ」 2人にヒヒッと卑猥に笑いかけ、美少女の凌辱に取りかかる。 「イヤ! 助けてッ!・・・誰かッ・・・・」 男の淫らな指と舌が、豊かに張りきったみわの乳房を揉み込み、摘まみ、吸いと刺激していくと、僅かずつにだが開発されつつある女体は、心ならずも強く熱を帯び、汗を浮かせ始める。 そんな我が身の反応に怯えて、必死に救いを求める少女の悲鳴にも、正座をさせられたままのみゆきと紀子は、黙ってうなだれるしかなかった。 同じくさらわれてきた身の上で、しかも不自由に拘束された全裸の姿で、一体何をしてやれるというのか。 もはやこの境遇が永遠に続くのかもしれないとあきらめるよりない、惨めな虜囚であった。 それに2人にとって、今のみわの状況は、他人事だとただ傍観していられるようなものでは無論ない。 秀夫のスタミナは異常とも言うべきもので、日に幾度となく3人に挑みかかり、性を放出しても、すぐまた次の行為に取りかかってケロリとしているのだ。 まるで三十年分の欲求不満を解消しにかかっているような男が、汚れた欲望を次に自分たちへも向けてくることは当然に思われ、泣き叫ぶみわの姿に、どうしても我が身がダブって見えてくるのだった。 「ママぁ・・・・」 せり出た土手高の秘裂が、秀夫のしつこい愛撫で大きく開き、熱い性の涙が溢れ出すと、少女はもう身も世も無く泣きじゃくり、会えるはずもない母に救いを求め始める。 この一ヶ月の間、一体何度、この惨たらしい光景が、この部屋の中で繰り返されてきたことだろう・・・・ 「あーッ!」 男の豪槍で身体を貫かれ、みわが魂消るような悲鳴を上げてのけ反ると、みゆきと紀子は同時にその背を竦ませ、固く目を閉じた。
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